ミスを報告して謝りたい。でも必要以上に自分を下げたくないし、逆に軽く見えるのも不安。
この記事では、結論→事実→対応→再発防止で整える「報告謝罪テンプレ」と、追加で確認されたときの返し方をまとめます。
よくある場面
送るべきなのは分かっているのに、文面が決まりません。
・丁寧にしようとして長くなる
・短くしすぎて軽く見えそうで怖い
・原因をどう書くかで迷って手が止まる
このページでは、できるだけ迷いが減るように、メールの順番を固定してあります。
まず決める順番
- 結論を先に書く(ミス報告+謝罪)
- 事実を短く並べる(いつ、どこで、何が、影響)
- 対応と再発防止を添える(今したこと、これからすること、次回の手当て)
ここまでが整うと「自分を下げすぎる」文にも「軽すぎる」文にもなりにくいです。
状況によって書き方を少し変える
上司宛は、まず状況が把握できることが大切になりやすいです。必要以上にへりくだるより、事実と対応が早く伝わるほうが安心につながることがあります。
取引先宛は、影響の有無と、こちらの対応の見通しを先に示すほうが読み手の負担が減る場合があります。
原因がまだ確定していないときは、原因を断定せず「現時点の把握」と「確認予定」を書くほうが安全です。
そのまま使える報告謝罪テンプレ
例文は目的別に並べています。本文中の[ ]は、状況に合わせて置き換えてください。
まず報告して謝る(上司向けの基本形)
件名:【報告とお詫び】[案件名]の[ミス内容]について
[上司名]
お疲れさまです。[自分の名前]です。
[案件名]にて、私の不手際により[ミス内容]が発生しました。申し訳ありません。【事実】
・発生日時:[いつ]
・対象:[どこ/どれ]
・影響:[影響の有無/範囲]【対応】
・現時点の対応:[実施済みの対応]
・今後の対応:[これから行う対応]([期限]まで)【再発防止】
・[再発防止策を1つ]取り急ぎ、報告とお詫びまで申し上げます。
追加で必要な情報があればご指示ください。
補足を求められたときの返し
追加で確認し、[いつまで]に改めてご報告します。
判断を仰ぎたい(選択肢を添える形)
件名:【報告とご相談】[案件名]の[ミス内容]について
[宛先名]
お疲れさまです。[自分の名前]です。
私の不手際により[ミス内容]が発生しました。申し訳ありません。【事実】
・発生日時:[いつ]
・対象:[どこ/どれ]
・影響:[影響の有無/範囲]【対応案】
・案1:[対応案1](メリット:[短く])
・案2:[対応案2](メリット:[短く])【再発防止】
・[再発防止策]私としては[おすすめ案]が妥当と考えていますが、進め方についてご判断をいただけますでしょうか。
補足を求められたときの返し
ご判断材料として、[追加情報]を追記しました。念のためご確認ください。
影響が出る可能性がある(リスクを先に伝える形)
件名:【報告とお詫び】[案件名]の[ミス内容]による影響について
[宛先名]
お疲れさまです。[自分の名前]です。
私の不手際により[ミス内容]が発生しました。申し訳ありません。【現時点の把握】
・発生日時:[いつ]
・対象:[どこ/どれ]
・影響の可能性:[想定される影響]【対応】
・実施済み:[実施済みの対応]
・確認中:[確認中の項目]([いつまで]に確定予定)【再発防止】
・[再発防止策]影響が確定し次第、改めてご報告します。まずは取り急ぎ、現状共有とお詫びまで申し上げます。
補足を求められたときの返し
現時点では原因の断定は避け、確認が取れ次第ご報告します。
優先順位を整理して伝える(複数対応があるとき)
件名:【報告とお詫び】[案件名]の[ミス内容]と対応の優先順位について
[宛先名]
お疲れさまです。[自分の名前]です。
私の不手際により[ミス内容]が発生しました。申し訳ありません。【事実】
・発生日時:[いつ]
・対象:[どこ/どれ]
・影響:[影響の有無/範囲]【対応(優先順)】
1.[最優先の対応]([期限])
2.[次の対応]([期限])
3.[追加対応]([期限])【再発防止】
・[再発防止策]上記の順で進めます。追加の指示があればご教示ください。
補足を求められたときの返し
優先順位をこの順にした理由は、[理由を一文]のためです。
納期や提出に影響がある(見通しを出す形)
件名:【報告とお詫び】[案件名]の[ミス内容]と納期への影響について
[宛先名]
お疲れさまです。[自分の名前]です。
私の不手際により[ミス内容]が発生しました。申し訳ありません。【事実】
・発生日時:[いつ]
・対象:[どこ/どれ]
・影響:[納期/提出物への影響の有無]【対応と見通し】
・現時点の対応:[実施済み]
・回復見込み:[いつまでにどうする]
・納期について:[変更が必要/不要](必要な場合:[提案する日程])【再発防止】
・[再発防止策]ご迷惑をおかけし申し訳ありません。まずは現状と対応方針をご報告します。
補足を求められたときの返し
影響の範囲を再確認し、[いつまで]に確定版を共有します。
もしこのあと「どの方針で進めるか」も相談したい場合は、忙しそうな上司に「進め方」を相談したいときの切り出し方も参考になります。
摩擦を減らす小ワザ
・件名は「報告とお詫び」から始めると要件が伝わりやすい
・謝罪は一回で十分。繰り返すより対応を明確にする
・原因が確定していないなら断定しない。確認予定を書く
・自分を下げる言葉を増やすより、対応と期限を一つ入れる
・長くなりそうなら、箇条書きで事実と対応を分ける
明日からの小さな一歩
・まずは「結論の一文」だけ下書きに置く
・事実は三点だけ書く(いつ、対象、影響)
・対応と再発防止を一文ずつにする(期限を添える)
謝り方に悩むときほど、丁寧さを足すより順番を整えるほうが落ち着いて書けます。結論→事実→対応→再発防止に戻すだけでも、印象はぶれにくくなります。
私もミス報告のメールは、丁寧にしようとして長くなりがちでした。
でも「順番を固定する」だけで、必要なことを落ち着いて書ける日が増えました。
